2011-09-23
自己紹介
- 名前: yuji tanaka
背筋をのばし、肚(はら)に気をため、古典文学を朗々と音読してみませんか。 「刀を遊ばすに必ずゆとりあり」1と読み上げてのびのびするもよし。暗殺者の気持ちで、「風粛粛(かぜしょうしょう)として易水(えきすい)寒し」2と詠ずるもよし。「わが心なぐさめかねつ、うばすてやまに照るつきを見て」3とうたって何かを悔いるもまたよし。 光源氏が女をつれて別邸に行こうとしたとき、女が「ゆくりなく(突然)あくがれん(ふらりと出る)ことをおもひやすらひ(ためらい)」4と音読して、男の奔放と女の躊躇(ちゅうちょ)にほほえむもよし。その別邸で女が生霊に取り殺される場面を「ただ冷えに冷え、息絶えはてにけり」と読了するもよし。 堅苦しいことは全部ぬきで、ひたすらいにしえの文を楽しむ。これがこの会の目的です。 申し遅れましたが、私どもは古典を楽しむ会、略して「楽古(らっこ)の会」と申します。お気軽にご参加ください。 なお、別名でのご参加をおすすめしています。古典を読み進んで、故事から雅号を得ることも楽しみのひとつです。 ※1『荘子』2『史記 刺客列伝』3『大和物語』4『源氏物語 夕顔』
Links
Previous Posts
- https://skydive.live.com/#cid=976C3402831D0EDD&id=...
- 源氏物語 夕顔※原文訳文ともに、一部省略があります。 【訳文】□文中より□「たしかにぼくが狐で、きみ...